季節は冬

人間は脆いなぁと切実に思う。


自分を支えてくれている人達は確かに大勢いる。しかし自分が本当に信じているものはそう多くないはずだ。その多くない「本当に信じているもの」が崩れてしまった場合どうなっていくのだろう。


仕事が手につかなくなる
他人を信じれなくなる
スピード違反で免許停止


まぁ3番目のは俺だけだと思うが。


なんにせよ崩れてしまった場合元に戻すのは困難であり、自暴自棄になってしまう可能性のある人間もいる。いずれその傷は時間が埋めてくれるだろうが、それはいつになるかわからない。1分後かもしれないし1日後かもしれないし1年後・10年後かもしれない。あるいは一生埋まらないままかもしれない。


人は多くの人間と出会い、幾多の壁やしがらみを超えて生きていくのだろう。


だが俺は今それを堅く拒否したい。

歌の力を借りると『海の底で物言わぬ貝になりたい』と言った心境なのだろう。




                 ポルノグラフィティ/サウダージ より